腰のレントゲンについて①
- Lantana-kap
- 2022年9月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年11月3日
Lantana-kapです。
101記事目に突入しました。
何を書こうかいつも迷います。
なんだかんだで、放射線画像やMRI、医療施設のことなど
書いていますが、読み返してみると、やっぱり物書き初心者感がでており、
伝えたいことのほんの少ししか読む方には届いていないんだな
と思う今日この頃です。
本職ではないにしろ、もう少し頑張ります。
お酒が入っているときもありますが、ご容赦を。
~ ~ ~ ~ ~ ~
これは、昔から放射線技師の間で、何故か信じられていた
通説なのですが、
健常な腰の人は、横から見ると前に凸な曲面をしています。
これを前弯といいます。

これは、仰向けで撮影した腰のあたりのMRI画像です。
前弯の感じが分かっていただけたかと思います。
*ちなみに○で囲った部分は、
腰椎5番(L5)から仙骨(S)のあたりで、L5/Sなんてよばれます。
この前弯ですが、膝を立てれば解消(まっすぐに近づく)と思われています。
解消されれば、X線がまっすぐに腰椎に入るわけです。
*今は解消されていませんが

この膝立ての話、半分は嘘です。
ただなぜか、信じている放射線技師が多いんですよね。
はっきり言います。
普通に膝を立てても、腰の前弯は解消されません。

上記の画像のとおりです。
下肢伸展位(足を伸ばして撮影)と膝関節屈曲位(膝を立てて撮影)
どちらも変わりません。
ではどうすれば前弯は解消(まっすぐに近づく)のでしょうか。
これには、骨盤の傾きと、膝立ての度合いが関係しています。

これなら、腰のレントゲンをまっすぐ撮影できそうですよね。
次回、詳しく説明します。
シーユー
*このブログは、一部有料です。
医療画像の不用意な閲覧を制限するためと、
一部、批判的な内容が含まれるためです。
ご了承ください。
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