Lantana-kapです。
私の施設の事務職は転勤が多いようで、とてもお世話になった事務の方も在籍3年で転勤するようです。
色々な経験を積むのは良いことだと思いますが、様々な施設を経験することが必ずしも良いことだとは思えません。
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経口摂取できない患者さんには、流動食や薬を直接胃に入れるための胃管というものがあります。鼻から胃の真ん中くらいまで入れるチューブです。
マーゲンチューブや、NGチューブなんていう言い方もします。
ここ15年くらいですかね。昔はなかったと思うんですがレントゲンで胃管の先端を確認するようになりました。
おそらく、気管支に間違えて入った事例などがあるので、事故防止のために追加された確認方法だと思います。
おわかりのとおり、鼻からチューブを入れるのでかなり違和感があります。
ですので患者さんによっては、嫌で抜去する事例があります。いわゆる自己抜去です。
自己抜去されるとまた入れ直しなので、レントゲンの確認があります。
これが看護師さんと放射線技師のいざこざの原因になったりするんです。
看護師さんはすぐに入れ直したいし、たくさんの仕事を抱えているので夜中でもレントゲンの確認を依頼してきます。
ですが放射線技師としては、わざわざ夜中に撮る必要はないし、そもそも朝入れ直せばいいじゃん、って思う人が多いです。
施設によっても考え方は異なりますが、診断的にはほとんど意味のない、胃管の先端を確認するというレントゲンが、他の職種との諍いの原因には、なってほしくないです。
私はいつでも撮りますけどね。答えは未だに出ていません。
それでは シーユー
*このブログは、一部有料です。
医療画像の不用意な閲覧を制限するためと、
一部、批判的な内容が含まれるためです。
ご了承ください。
#胃管
#マーゲンチューブ
#NGチューブ
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