Lantana-kapです。
「嫌われる勇気」という本を読んでいて、
劣等感には正当なものと不当なものがあることを知りました。
他人から感じる劣等感は不当
理想の自分から感じる劣等感は正当
である。
おそらく私は、前者しか感じたことがないです。
ただこの言葉を学んで、
少し楽になりました。
いずれ、本のブログで紹介しようと思います。
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理学療法士の方々は、動画的に患者を
診ます。
ひるがえって、放射線技師は静止画で画像を観察します。
この違いに気付いたのは、
私が理学療法士の皆様と、
10年近く定期的に勉強会を
開催したから分かったことだと
思います。
筋肉の動き、体幹のバランスなど、
機能解剖とよばれる分野で
理学療法士に勝てる職種は医師でも
いないでしょう。
当時私たちは、放射線科から撮影体位と画像所見の見方を、
理学療法士の皆様からは、機能解剖を
中心に教え合っていました。
恩恵を受けたのが多いのはもちろん我々でしたが。
彼ら彼女らによく言われたのは、
こんな画像が見たいという意見でした。
例えば膝のレントゲンについて
話し終わると、
「最大屈曲位で膝の側面が見たい」
肩のレントゲンについて話し終わると、
「脊椎までいれて広く肩を観察した画像が見たい」
など様々な意見をいただきました。
共通して言えることは、
普段生活している画像を欲していると
いうことでした。
膝の場合は正座での画像を、
肩の場合は体幹の自然位としての肩を、
要はリハビリをしている時の患者さんの姿勢をそのまま診たい
ということだと解釈しました。
少し長くなりましたが、理学療法士の
レントゲンの見方は、
放射線技師のそれとは違います。
私たちはどこまでニーズに応えられる画像を提供できるか、
逆に言えば、レントゲン撮影はまだまだ改良の余地がある
分野であることを、知って欲しいと思います。
続きはまた今度
シーユー
*このブログは、一部有料です。
医療画像の不用意な閲覧を制限するためと、
一部、批判的な内容が含まれるためです。
ご了承ください。
#理学療法士
#レントゲン
#勉強会
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