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執筆者の写真Lantana-kap

放射線防護に関する閑話

Lantana-kapです。


ダイニングの一輪挿しを


買ってきました。


今回はラナンキュラスです。


花って本当にいいですよね


これからもっと咲くのが

楽しみです


~  ~  ~  ~  ~  ~


3回にわたって


話してきました、


放射線防護の原則に関する話ですが、


今回は、閑話会です。


気楽に読んでください。


放射線に関しては

他の記事でも書いてきましたが、


ぶっちゃけた話をします。


病室にレントゲン撮影の機械を

もっていき、

動けない患者さんの

レントゲンを撮る際に

「撮影しまーす」

と、

声をかけた瞬間に


看護師さんたちが逃げ惑う

光景を、何度も見てきました。


距離をとれば被ばくはほとんどゼロです。

と説明してもダメなんです。


これは、放射線技師の怠慢で、


看護師さんは、逃げ惑うのが当たり前なんです。


・距離をとれば(2m以上)被ばくはほとんどゼロ

という、中途半端な説明。


・聞こえてるかどうかわからない、声掛け


だから、病室撮影は2人で行って、

声掛けをはっきり、また防護板を持ち込むなど、


確実な防護体制を整えるべきなんです。


これが、放射線技師の怠慢1


続いて、


被ばくを理由に、低クオリティの画像を

提出すること。


典型的なのは、


冠動脈CTです。


詳しい説明は割愛しますが、

*今度詳しく(⌒∇⌒)


冠動脈CTは、


心電図同期という撮影手法をとります。


なので、心臓が収縮したときの画像

、拡張したときの画像が


好きなタイミングで取得できます。


要するに、冠動脈が

しっかり止まっている、キレイに撮影できている

タイミングを探すことができます。


それなのに、

被ばくを優先して、

心臓が拡張したときの画像しか撮影しない

などの、

プログラムを組んで、

うまく撮影できていないという、

施設が普通に存在します。


一般の方に伝えたい!


被ばくをするなら、

撮影が成功しないと意味がないのです。


防護の最適化とは、

必要最低限の被ばくを与えることではなく

診断できる画像を与えることです。


少し長くなりました。


一般の方が、こういった事実を

早く知ってほしいと思います。


そのための発信は惜しみません


シーユー


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