放射線技師から見た回復期病院①
- Lantana-kap
- 2022年5月22日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年11月3日
Lantana-kapです。
ご存じかもですが、今期のアニメで
「パリピ孔明」という作品があります。
私は個人的にとても好きな作品で、
ざっくりいうと三国志の蜀の天才軍師、諸葛亮孔明が現代に転生し、
歌の世界で覇権を取ろうとする話です。
三国時代に出来なかった夢を現代で果たそうとする、しかも自分のためでなく
当時の仲間達のため、
願いに報いるために。
あの心意気、サイコーです。
~ ~ ~ ~ ~ ~
以前どこかで書いたかも知れませんが、回復期病院とは急性期疾患から脱した患者さんが、
リハビリを中心に受けるための施設です。
ですので、看護師、理学療法士が中心となって患者さんの
QOL(ざっくりいうと生活しやすさレベル)を上げるために日夜努力している施設です。
ここからは放射線技師目線で書かせていただきますが、
回復期専門施設においては、放射線技師の必要性は極めて低いです。
あくまで、回復期専門施設(回復期だけしかない施設)に関しての話です。
レントゲンは、撮影するだけ料金は施設持ちになるので、頻度は少ないです。
そしてCTやMRI等の検査設備が充実しているわけでもないので、
急な状態変化などがあれば、
即時転院です。
放射線技師の仕事としては主に、
入院時のレントゲン検査
定期の経過観察のレントゲン検査
胃管の位置確認のレントゲン検査(ポータブル撮影)
です。
私の施設は特殊な環境で、
回復期専門施設も担当しているので、
スタッフを常駐させておらず、必要なときに出向くシステムを取っています。
100床規模の病院でも、それだけ需要は少ないです。
もちろんこれは
私が勤務する回復期専門施設の話なので、
もっと放射線検査の仕事がある施設も存在しますが、
大体100床規模で多くて2人から3人だと思います。
また、55才以上の役職定年したスタッフが多いのではないでしょうか。
回復期専門施設の放射線技師の実情です。
次回は、この実情に関する放射線技師としての意見を述べたいと思います。
ちょっと、悲惨なことになってます。
*あくまで私見です
シーユー
*このブログは、一部有料です。
医療画像の不用意な閲覧を制限するためと、
一部、批判的な内容が含まれるためです。
ご了承ください。
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