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放射線技師から見た回復期病院①

更新日:2022年11月3日

Lantana-kapです。


ご存じかもですが、今期のアニメで

「パリピ孔明」という作品があります。


私は個人的にとても好きな作品で、


ざっくりいうと三国志の蜀の天才軍師、諸葛亮孔明が現代に転生し、


歌の世界で覇権を取ろうとする話です。


三国時代に出来なかった夢を現代で果たそうとする、しかも自分のためでなく

当時の仲間達のため、

願いに報いるために


あの心意気、サイコーです。


~  ~  ~  ~  ~  ~


以前どこかで書いたかも知れませんが、回復期病院とは急性期疾患から脱した患者さんが、

リハビリを中心に受けるための施設です。


ですので、看護師、理学療法士が中心となって患者さんの

QOL(ざっくりいうと生活しやすさレベル)を上げるために日夜努力している施設です。



ここからは放射線技師目線で書かせていただきますが、

回復期専門施設においては、放射線技師の必要性は極めて低いです。


あくまで、回復期専門施設(回復期だけしかない施設)に関しての話です。


レントゲンは、撮影するだけ料金は施設持ちになるので、頻度は少ないです。


そしてCTやMRI等の検査設備が充実しているわけでもないので、

急な状態変化などがあれば、

即時転院です。


放射線技師の仕事としては主に、


入院時のレントゲン検査


定期の経過観察のレントゲン検査


胃管の位置確認のレントゲン検査(ポータブル撮影)


です。


私の施設は特殊な環境で、

回復期専門施設も担当しているので、


スタッフを常駐させておらず、必要なときに出向くシステムを取っています。


100床規模の病院でも、それだけ需要は少ないです。


もちろんこれは

私が勤務する回復期専門施設の話なので、


もっと放射線検査の仕事がある施設も存在しますが、

大体100床規模で多くて2人から3人だと思います。


また、55才以上の役職定年したスタッフが多いのではないでしょうか。


回復期専門施設の放射線技師の実情です。


次回は、この実情に関する放射線技師としての意見を述べたいと思います。


ちょっと、悲惨なことになってます。


*あくまで私見です


シーユー


*このブログは、一部有料です。

医療画像の不用意な閲覧を制限するためと、

一部、批判的な内容が含まれるためです。

ご了承ください。







#回復期病院

#回復期専門施設

#役職定年

#リハビリテーション








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