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執筆者の写真Lantana-kap

医療現場でのインシデント(仕事ミス)①

更新日:2022年11月3日

Lantana-kapです。


子供の頃、ドラえもんのコミックを大長編も含めてすべて熟読しました。


別に自慢することでもないのですが、夢があってとても面白かったし、当時の友達とそのことで話すのも本当にいい時間でした。


40代になった今でもあの頃を思い出します。


ただ、今とあの頃では道具の使い道、かなり異なりそうです。


~  ~  ~  ~  ~  ~


ニュースで医療ミスといった話は頻繁に聞きます。


ですが、現場単位で考えたら小さなミスは、星の数ほど起きていることを知って欲しいと思います。


放射線技師の分野でも、患者さんの撮り違え。撮影部位の間違い。MRI室に金属を入れてしまった(詳細は後述します)。たくさんの小さなミスがあります。


小さなと書きましたが、患者さんにとってはたまったものではなく、誤診に繋がるような事があったら目も当てられない状況です。


幸いにも、事前に発見されることがほとんどで、大事に至ることはほとんどないと言っても良いとは思いますが、間違いが起きている事実は本当です。我々はインシデントと呼んでいます。


レントゲンや、その他の検査を受ける際、生年月日を聞かれたことがあると思いますが、これは患者間違い防止のためです。


何か確認すると言って散々待たされた経験がある方もいらっしゃるかも知れませんが、撮影部位の確認などを行っています。


さらに医療現場では、月に最低1回以上、医療安全委員会を開催し、起こってインシデントの集計と解決策を話し合っています。


一緒にしたら怒られるかも知れませんが、寿司職人の仕事は魚を切って酢飯の上にのっけるだけではありませんよね。


我々も、患者さんを撮影するだけでなく、上質に撮影できる工夫と、事故を起こさない心構えで日々業務を行っています。


それでもインシデントは起こります。


医療ミスのない施設なんてありません。


ミスのないように、業務を工夫しているスタッフがどれだけいるか、それで施設の安全性は決まります。


こういう病院は危ない、、、の話はまた今度


それでは、  シーユー


*このブログは、一部有料です。

医療画像の不用意な閲覧を制限するためと、

一部、批判的な内容が含まれるためです。

ご了承ください。


#インシデント

#医療ミス

#医療安全






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