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医師から画像がガタガタだと言われ、ププってなった話

Lantana-kapです。


お正月をはずして、


先日実家へ帰省してきました。


非常に楽しい時間でした。


広々とした田舎で、


息子も楽しそうで、


本当に良かったです。



~  ~  ~  ~  ~  ~


病気が偶然発見されるという事は、


意外と多くて、


*例えば、

腹痛でお腹のCTを、

撮影したら、

上のほうに肺が写っていて、

そこに腫瘍が見つかる等


今回はそんな話から始まります。


同じように、


腰のMRIを撮影したら、

腹部の大動脈が大きくなっている

画像が撮れてしまったという事例がありました。


腹部大動脈瘤といいます。


腰のMRIの輪切り画像で見つかることが

たまにあります。


これが、大きくなっていたわけです。


先日、そんな紹介があったようで、

血管外科の医師から、


腹部大動脈瘤の患者さんのMRI、

画像がガタガタなんだけど


と言われました。


血管外科の医師が、

真面目な顔で言うので、


放射線技師の我々は

内心、ププってなりました


多分この画像を見たんだと思います。

*実際の患者さんの画像ではありません。


確かに

ガタガタしていますよね。


それもそのはずで、


腰のMRIは、

ただ単純に輪切りを撮影

するわけではないからです。


腰のMRIの輪切りは、


基本的に椎間板に合わせて、

脊髄がどれくらい狭窄(押されたり、狭くなっていたりするか)

しているかを確認するために撮影します。


なので、

こんな感じです


椎間板に沿って、

椎間板だけを輪切りにし、

角度も違いますので、


そりゃー、

ガタガタします。


その血管外科の医師は、

整形外科の知識がないのだと思います


読書ブログでもそのうち紹介しますが、


今は超専門家の時代です。

アナタはなぜチェックリストを使わないのか?

アトゥール・ガワンデ

晋遊舎 より


知らないのはしょうがないです。


すみません。

ププってなってしまいました。


でも、追加撮影しない放射線技師も悪いですね。


次回また話します。


シーユー


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