top of page

九九を間違えて覚えさせるような教育の話

Lantana-kapです。


けん玉にはまっている息子が、


なぜか私にも買えと、


けん玉をすすめてきました。


どうも、自分で作った検定技を


私にやらせたいようです。


もちろん、購入しました。


がんばるぞ!

~  ~  ~  ~  ~  ~

放射線技師が、入職して

初めて覚える

撮影は、

レントゲンが多いと思います。


胸部レントゲンから始まって、

背骨や

上肢

下肢

などの、個々の撮影法を

習得していくと思います。


どんな職種にも、

教育は

難しい問題です。


特にレントゲンは、

なぜこのような体位で

撮影するのか。

というものが意外と多いです。


以前の記事でも書いたと思いますが、


手首などは、

腕を肩の高さまで上げて

撮影します。

これは一例ですが、

その他の部位にもこういった事例はあります。


当たり前のことですが

これには理由がちゃんとあって、


上記、手関節の場合には、

前腕の2つの骨(橈骨、尺骨)

の位置関係が

ニュートラルな体位

だからです。


先輩の放射線技師が、


こういうことを知らずに、

教育をしてしまう事が、

実際にあります。


かけ算の基礎で九九があります。

暗記することは、

もちろん大切ですが、


放射線技師のベース教育で、

そういうものだからと、

九九の暗記のように

覚えてしまうと、

構造が理解できなくなります。


まして、

九九を間違えて覚えてしまったら

どんなことになるか、


そんな可能性がある教育は


絶対してほしくありません。


患者さんが、

「なぜわざわざこんな体位でレントゲンを撮るの?」

と聞かれたときに、

さっと答えられるような、


教育をしてほしいものです。


*暗記という方法が間違っていると

言っているわけではありません。

また、九九の構造を理解することも

大切だと思っています。


シーユー


#放射線技師

#レントゲン

#教育

#九九

#そういうもの










Comments


bottom of page