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執筆者の写真Lantana-kap

X線グリッドの話①

Lantana-kapです。


早朝に朝ごはんの材料を

コンビニに買いに行って


ムクドリらしき鳥を

発見しました。


ほっこりしました(⌒∇⌒)

~  ~  ~  ~  ~  ~


放射線技師の必需品

X線グリッドの話です。


マニアックなので、

読みたい方だけどうぞ(^▽^)/


放射線を物質に当てると、

各方へ、跳ね返ったり、拡散

したりします。


これを、散乱線(散乱X線)といいます


詳しい説明は省きますが、

これが、画像ボケの原因になります。


たとえば、

このような容器をレントゲン撮影したとします。

中には水が入っています。


その前に、フィルムの代わりとなるプレートがこれ



そして、

X線グリッドはこれです。



ただの板のように見えますが、


こんな感じでかぶせて使います。


X線グリッドは、散乱線を除去する役割を持ちます


グリッドを使わない場合と

使った場合の感じです


上記は使っていない


上記は使っています。


レントゲン画像です。

左が、グリッドなし、右がグリッドありの画像です。


はっきりくっきり度が、分かっていただけると思います。


このように我々にとって、

X線グリッドは必需品なんです。


臨床にも本当に必要な器具です。


次回は、これが今、画像処理ソフトで

出来てしまうという話をします。


シーユー


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