Lantana-kapです。
私たち放射線技師の仕事は、
人々の役に立っているのか。
これは、どの職業の方々も、
一度は考えたことのある命題だと、
思っていて、
特に我々のように、医師の指示の下、
業務を行う職種は、
受動的な考えに陥りがちです。
責任も中途半端です。
後日詳しく触れようと思います。
クレマチスと、ニチニチソウ。きれいだなあ
(現実逃避)
~ ~ ~ ~ ~ ~
MRCPの2回目です。
前回は、撮影の種類をいくつか
紹介しました。
胆管・膵管を主にみる
撮影です。
今回は、他の種類の撮影を紹介します。
当施設のMRCPは、9種類撮影します。
T2強調画像 ざっくり 輪切り
T2強調画像 5mm 輪切り
T2脂肪抑制 5mm 輪切り
T1強調画像 5mm 輪切り
MRCP 3D
T2強調画像 縦切り
バランス 縦切り
一発撮り、MRCP
拡散強調画像 輪切り
以上です。
もちろん、追加もする事があります。
前回もお見せした、T2強調画像です。
T2脂肪抑制画像です。白い部分(脂肪)を黒くし、
水だけを主に描出させます。
初見だと、とっつきにくいですよね。
でもこの撮影法、メチャメチャ重要です。
T2強調画像の縦切りです。
方向を変えて撮影することは大切です。
バランスという撮影の方法で、
血管なども描出できる、
縦切りの全体像です。
T1強調画像です。
ざっくりいうと、CTに近いです。
拡散強調画像です。
よくわからない、粗い画像ですが、
腫瘍などがあると、白く光ります。
肝臓や膵臓に腫瘍がないかの確認で撮影します。
続いて、患者さんへの注意事項ですが、
息を吐いて、止めて検査します。
毎回同じくらいの息を吐いて止めてください。
感覚で結構です。
もうひとつ、呼吸に合わせて撮影する方法があります。
息を吐いたところをねらって、機械が勝手に撮影します。
ですので、眠らないでください。
呼吸が浅くなって、吐いたところが認識できなくなります。
是非、ご協力ください。
30分弱で、すべて終わります。
シーユー
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