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執筆者の写真Lantana-kap

ポータブルレントゲンの話①

更新日:2022年11月3日

Lantana-kapです。


この記事を書き始めて2ヶ月目。


今日は何を書こうかなあと考えて、PCの前に向かっています。


他のことに気をとられず書きたいのですが、仕事のことや、家庭のこと、色々なことを考えてしまうので、集中できないこともあります。


気が散った文章になったらすみません。


~  ~  ~  ~  ~  ~


病棟や救急など、安静が必要や患者さんや、安静にしておかなければ情報が足りない患者さんに対しては動かすことが出来ないので、ポータブルレントゲンの出番です。


レントゲンが撮れる車で患者さんのもとへ行くわけです。


この装置で撮るレントゲンをポータブル撮影と呼びます。基本的には胸部が多いです。


この撮影、非常に難易度が高いです。


なぜって普通の胸部レントゲン(レントゲン室で撮影する)は、患者さんが台につかまれば、まっすぐにレントゲンを照射できることが出来ます。なので画質は非常に安定します。


それに対してポータブル撮影は、台の位置もレントゲンの発生装置の位置もまっすぐではないんです。必然的に画質は悪くなります。


にもかかわらず、若手1人に任されることが多いんです


放射線業界では、ポータブル撮影だから画質が悪くなってもしょうがないという風潮が強いからです。またかなり面倒くさい撮影です。


私見ですが、ポータブル撮影ほど高い画質が求められる撮影はないと思います。

また、難易度が高い撮影を若手にさせることは常識に反します。


これには色々な事情があるので後述しますが、当施設ではポータブル撮影は必ず2人でいきます。もちろん若手だけということはありません。


患者さんが入院するときはベッドから動けない。しかし治療が進むに従ってQOLが向上し、レントゲン室でも撮影できるようになってくる。


ということは、画質は同じでなければ比較しようがないんです。


この業界では再現性と言います。


ポータブル撮影でも、レントゲン室でも、同等の再現性(技術的再現性)を維持できるよう、日々業務をこなしています。


今回はここまで  シーユー


*このブログは、一部有料です。

医療画像の不用意な閲覧を制限するためと、

一部、批判的な内容が含まれるためです。

ご了承ください。



#ポータブル撮影

#再現性

#後述





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